2007年09月18日

塗装は何の為にあるでしょう?

 自動車の塗装とは、車体の防錆はもちろんですが、同時に貴方の大切な愛車を輝かせる、美しいアクセサリーでもあります。

しかし、その輝きも、時が過ぎるにつれて色があせてきます。黒い車が白っぽくくすんできたり、白い車が黒ずんできたり、光沢がなくなったり、色が抜けてきたり・・・新車のときの輝きがいつのまにか消えてしまいます。

今からその仕組を説明します。

 一般的な例として、塗装の表面に埃が乗り、数日して雨が降ります。
 ワックス等がされてない場合、雨水ははじかれる事なく埃にしみ込み、車体全面がベットリとくっついてしまいます。そして後日水洗いしても、何となく塗装表面がざらついた感じがして、すぐにまた汚れてしまう。

 淡色車の、サイドミラーやバンパー部分に黒いスジができているのを見た経験がありませんか?

dpmspm.jpg 

 これは埃に含まれた酸化成分と塗装がお互いに酸化し合い、一体化してしまう為に起こる現象です。
posted by earthrumi at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | コーティング理論
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