2007年09月20日

ARCグラスコーティング剤の科学的図解結合イメージ:耐スリ用アクリル系クリア塗装編

corting3.gif

クリア塗装とは、「塗装」ではありません、塗装面を酸化物質から保護し、キズが付きにくく、光沢を守るコートが塗ってあることを言います。

コーティングを施してあるイメージと似ていますが、耐スリアクリル系クリア層には金属イオンが含まれており、これが酸化物質と反応し時間経過とともに劣化します。グラスコーティングを施すことで、より完璧な塗装面の保護が可能です。

ARCグラスコーティング剤は、ガラス原子・珪素(ケイ素)・セルロース・フッ素が配合されており、それぞれの役割があります。

■ガラス原子
 クリア層と架橋(イオン結合)することで酸化を防止します。

■珪素(ケイ素)分子
 塗装分子とガラス原子の結合表面は凸凹状態なので、ガラス分子に共鳴(化学結合)する珪素分子で平らな状態にします。

■フッ素分子
 輝き+酸化防止+紫外線カット+防汚効果があります。
 しかし、マイナス電気を持っているため、水(H2O)の中のプラス電気と反応し、徐々取れていきます。

■セルロース分子
 電極を持たず、酸にもアルカリにも強く、珪素と共鳴(イオン結合)します。フッ素分子と網目状絡み合わせることにより、フッ素を外れにくくする役割をします。

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アース化研 研究室より
posted by earthrumi at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | コーティング理論
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