コーティング剤と言ったら、グラスコーティングが一番優れていると信じて疑わないアース化研ですが、その中で異色のコーティング剤がこれ
Si100 です。
Si100の成分は、シロキサン100%クリスタルガラスに匹敵する輝きと、硬度ある被膜は持続性においても素晴らしい効果があります。
今回のモデルの旅カフェ号の塗装はソリッド系
幾重にも吹付されている固い塗装には、
Si100 がお勧めです。

また、耐摩耗性・耐熱性・耐塩害性・耐薬品性・難燃性・強靭性を持つ理想のコーティング剤ですが、
使い方にはいくつか注意点があります。
使い方を間違えると思わぬ事故につながり
かなり手間と時間をかけることになるので注意!
注意点 その1
使ったらすぐに栓をして、乾燥させない空気に触れると硬化反応が起き始めます、必ず密封して保管する。
そのままにしておくと、ビンの口のように硬化したシロキサンが付着します。
注意点 その2
塗布後、10分以内に拭き上げる10cm角のネル地(柔らかい布)にSi100をつけて塗布作業を行う。
硬化したSi100が付いているネル地は、塗装面を傷つける恐れがあるため廃棄する。

Si100は無色透明で粘度は高くなくサラサラですが、空気に触れると硬化が始まるので、塗ったらすぐに拭き上げてムラを取る。
ワンスパン毎に仕上げて行き、拭き上げに使用する布は、繊維が細く塗装にキズをつけないマイクロダスターを使うと良い。
湿気の多い季節や湿度が高い場所では、さらに硬化時間が短くなるので手早く作業を行う。
注意点 その3
施工後は定期的にメンテナンスが必要ボディコーティングを施工したら、その後ずっと洗車しなくても良いと思われている方も多いですがそれは間違い。塗装を酸化から守りながら光沢と輝きを与えてくれるシロキサンはケイ素であり、汚れが付きやすい成分でできている。光沢・輝きを維持するためには付いた汚れを取るメンテナンスが必要です。
車美屋では、Si100のコーティングの上にグラスコーティングを施工するダブルコーティング
これにより、水洗いだけの簡単メンテナンスで美しさを維持することができます。
posted by earthrumi at 18:59|
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